
5月の旬~野菜編~『アスパラガス』
今回は4〜6月が旬の『アスパラガス』についてご紹介します!
アスパラガスは年中出回っていますが、旬のものは味が濃くて旨みが強く食感も良いのが特徴です!
一般的には緑色のグリーンアスパラガスが有名ですが、その他にもホワイトアスパラガス、
パープルアスパラガスなど様々なものがあります。
アスパラガスの原産は南ヨーロッパからロシア南部。
なんと紀元前から食用に栽培されていたそうです!
日本で食用に栽培され始めたのは明治時代初期で、
北海道開拓に伴い大正時代以降本格的に栽培されるようになりました。
当初はホワイトアスパラガスがメインで缶詰にされていましたが、
その後、グリーンアスパラガスが好まれ、流通するようになったようです!
アスパラガスはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、
他の食品からは摂取しにくい栄養素も沢山含まれています。
中でも、注目したい栄養素が3つ!
それは、
①アスパラギン酸②ルチン③葉酸です。
少し詳しく見ていきましょう♪
①アスパラギン酸
アミノ酸の一種で新陳代謝を促し、疲労回復やスタミナ増強効果が期待されます。
また、利尿作用により、腎臓や肝臓の機能回復にも効果があると言われています。
②ルチン
穂先部分に含まれるフラボノイド色素の一種で、毛細血管を丈夫にするため高血圧や動脈硬化の予防効果が期待されます。
抗酸化作用を持つポリフェノールの一種で、熱に強く調理しても効能があまり変化しないのが特徴です!
③葉酸
ビタミンB群の1つで、たんぱく質や細胞をつくる際に必要な核酸を合成する役割があります。
妊娠中にも欠かせない栄養素です。
この他にもビタミンA、C、E、B群などが含まれており、アスパラガスはとても栄養価が高い野菜です。
栄養価の高いアスパラガスですが、
その効果をさらに高める期待ができる食べ方をご紹介します♪
アスパラにガス含まれるルチンという成分には、強力な抗酸化作用とビタミンCの吸収を助ける効果があるので、
ビタミンCを多く含む食材と合わせると、ビタミンCの吸収効率を高めることができると言われています!
また、ルチンは油と一緒に摂ることで、吸収率がよくなります。
油を使って、色々な野菜と一緒に野菜炒めにするのもいいかもしれません?
さらに、アスパラギン酸にはCaやKなどのミネラルを細胞に運ぶ役割もあるため、
海藻や乳製品などのミネラル類と一緒に食べると効果が期待できます?
タンパク質の代謝を促進するビタミンB2も多く含まれているので、
タンパク質を多く含む肉類や魚介類と一緒に食べると疲労回復に効果的だと言われています?
特に、アスパラガスと鶏肉の食べ合わせは免疫力アップが期待されます?✨
美味しいアスパラガスを選ぶポイントは
① 緑が鮮やかで穂先が締まっている
②太くまっすぐに伸びている
③切り口がみずみずしいもの
穂先を上にして立てて冷蔵庫に入れると美味しさが長持ちします!
今回私は、「アスパラガスと鶏肉の塩レモン炒め」を作ってみました!
皆さんも是非アスパラガスを使ってアレンジレシピを作ってみてください♪
外出自粛が続き疲労も溜まってきてしまいますが、
アスパラガスや旬の食品を食べて、元気に過ごしましょう?
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