
2017年 夏 そば紀行 その弐
~五月雨を集めて早し最上川~
と歌ったのは松尾芭蕉ですが、最上川の流域はこの時期、河原には紅花が咲き、
それは綺麗な光景が楽しむことができます。
この写真はドライフラワーにしたものですが、
庄内おいしい山形空港から、車で20分も走ると、河北町 紅花資料館があります。
紅花資料館
http://www.benibananosato.jp/kahoku/benibanashiryoukan/
さて、文化的なお話をしたいのは山々なのですが、
『花より団子』という言葉があります。
山形へ来て、それも河北町まで来て、
肉蕎麦と食べない!なんてことはありえません!!
ということで、走りました私。
地域を代表する名店、一寸亭の本店で、
山形県河北町発祥の郷土料理「冷たい肉そば」の有名店!
冷たい鶏出汁をコシの強い田舎蕎麦にかけ、鶏肉とネギをあわせるのが特徴。
季節に関係なくこの地域では蕎麦といえばこの「冷たい肉そば」とのことらしい…です。
肉そばは、透明感のある茶色のダシに、蕎麦、鶏肉、白ネギのシンプルな蕎麦。
しっかりと旨味とコクの強い鶏出汁、ツルっとした質感に中太で特有の強いコシのある黒い田舎蕎麦で、締まりがあり抜群の食べ応え。
ついでに店員さんのオススメもあり、
ソースかつ丼♪
こちらは揚げたてのカツとカレー風味のスパイシーな味で、
カリッと揚げたカツにかぶりつくと、ジューシーな肉汁とともに、
官能的ともいえるスパイスの複雑なスパイラルが鼻孔と食欲を刺激して、たまらなく美味しい!
このコンビネーション、最強です。
箸が進みすぎます! Weightが・・・(-_-;)
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一寸亭(ちょっとてい)
山形県西村山郡河北町谷地所岡2-11-2
0237-72-3733
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河北町の人達は、冬でもこの冷たい肉蕎麦を楽しむそうですが、
暑くなるこの季節、かなりやみつきになる味わいです。
山形は蕎麦どころで、結構どこに行っても美味しい蕎麦が食べられます。
肉蕎麦以外にも板蕎麦など、太さや形状も色々あって、蕎麦行脚にはピッタリの土地。
食材も豊富で、味わいは北海道よりずっと洗練された味わい。
「花より団子」!という人は、ぜひ山形へ♪
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住所:兵庫県芦屋市大原町9-1-806 株式会社然 内
http://fun-westjapan.com/
【発行者】 fun実行委員会
~栄養学生団体【fun】は、関西を中心とした
栄養士・管理栄養士養成コースの学生が活動する団体です。~
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