
はんなり京都巡り 栄養学生団体fun 元禄二年創業 半兵衛麩 へ学びに行く
お湿りの日が続きますが、京の街は、それもまた風情あってよろしゅうおす。
やはり、おなごは雅を兼ね備えてこそ良妻賢母になれる!と、元禄二年 創業320余年となる、
半兵衛麩へ参りました。
「麩」の歴史は古く、南北朝時代には料理として記述も残っています。
古くは、精進料理はもちろん普茶料理など、京料理には欠かすことのできない食材の一つ。
私達が携わる栄養学の見地からみると、『グルテン』を主材料とした加工食品で、
栄養価も高く、これを機会にしっかりお勉強させて頂きたい!と伺ったのどす。
暖簾をくぐって、早々にあまりの設えの見事さに圧倒されつつ、
ここはしっかりお勉強!と気力を振り絞って、足を前に進めます・・・・
年季のはいった「おくどさん」。
これで、ご飯を炊いたら、そら美味しいおすやろなぁ。。。
とりあえず、食べてみんことには分からしませんやろ? ということで、
早速、お料理を頂くことに。
生麩の炊いたんに、生麩田楽、汲み上げ湯葉の酢の物に、麩の佃煮仕立て、麩饅頭・・・・
最初から、何とも風情のあるお料理です。
味付けも、さすがは京都ではんなりと優しい、それでいて奥行のある味わい。
生麩田楽 ! お味噌も美味しく、うち、これやったら何本でもいけます!!
炊き合わせも揚げ物も、見た目も綺麗で、
もちろんお味は美味しく、目で楽しみ、舌で楽しむ、まさに京都のお料理ならではの心意気。
おなごは、味はもちろん、器や盛り付け、設えなど、
気配り、心配り、思いやりといった日本ならではの心持が大切なのだと痛感。
圧巻は、最後の椀。
見た目も鮮やかな、朱塗の椀に
関西ならではの白味噌仕立て 椀種はもちろん生麩(よもぎ)
味の組み立ての妙には、なるほど!と。
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福沢諭吉先生の言葉が飾られておりましたが、
なるほど、商人の心得とはいえ、書かれている内容はあらゆるものに共通する心構えであり、
また不断の努力は何にでも必要なのだと、これもまた痛感。
むちゃ学びの多い京都参りどした♪
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住所:兵庫県芦屋市大原町9-1-806 株式会社然 内(http://www.zen-marche.com/)
【発行者】 fun実行委員会
~栄養学生団体【fun】は、関西を中心とした
栄養士・管理栄養士養成コースの学生が活動する団体です。~
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